ガンバリ時間銀行 - 頑張った時間を貯金して好きなことをしよう

勉強はしなければいけないけど、ゲームやマンガやテレビアニメなど、好きなこともしたい。 時間は有限なので、勉強したらその分ゲームをできる時間は減っていく。 ゲームを減らせば勉強時間は増えるけれど、好きなことをできないストレスで勉強に集中できない。 結局、効率が悪く、時間だけがなくなってしまう。
どうすれば、ゲームなどの趣味の自由時間と勉強時間のバランスを取ることができるのかは、多くの受験生やその親が悩む大きな課題の一つだと思います。 このツールは、学ぶと時間が貯まり、その時間を使って遊ぶというループを習慣として身に付けるのを支援します。
さっそく使ってみる
(※ タイマーやボタンのタップで音が鳴ります。 図書館など、公共の場所ではイヤホンなどを使うか、設定で通知音をオフにしてください。)
まずは、問題集1ページ、漢字30文字、暗記カード20枚など、短めの単位で課題を決めましょう。 決まったら「ためる」ボタンを押して勉強モードに入ります。
暗記クイズカルタで暗記をやってもいいですね。
次に、その課題を何分でやるのか、目標時間(予算)を決めます。よく使う目標時間はあらかじめ設定しておくことができます。 また、目標時間を決めて課題リスト作っておくこともできます。右上のメニューボタンから「課題リスト」を選択してください。
左下の追加ボタンを押して、課題編集画面を開きます。
課題には、タイトルと目標時間、そして、目標時間内に完了できたときに 10 分までのボーナスを設定することができます。 苦手な科目の課題には少しボーナスを設定すると、やる気が出るかもしれません。 得意な科目にはボーナスを設定しないことをオススメします。
目標時間が長過ぎると、自由時間が簡単に貯まり過ぎてしまい破綻します。 逆に、短過ぎるとあまりにも貯まらなさすぎてやる気を失うでしょう。
例えば、問題集に標準の目標時間が設定されていれば、とりあえずはそれを基準にしてください。 入試の過去問等であれば、実際の試験時間から一問にかけられる時間を逆算して目標時間を設定するとよいでしょう。
目標時間の設定画面で、「課題を選ぶ」を押すと、作成した課題リストから選択して実行することができます。
目標時間か課題を決めたら「スタート」ボタンを押してタイマーを開始し、課題に集中しましょう。
課題が終わったら「できた!!」ボタンを押してタイマーを止めます。 目標時間より早く終われば、その時間の分だけごほうび時間が貯まります。 設定によって目標時間の半分が経過したときと、残り時間が設定した時間になったときに通知音を鳴らせます。
タイマー使用中はスリープしないようにしています。 電池の消耗をなるべく抑えるため、タイマー実行中の画面を暗くすることもできます。
集中して頑張って、早く終わらせれば、その分好きなことをできる自由時間がたくさん貯まります。 自由時間が貯まったら「つかう」ボタンを押してごほうびモードへ。
貯めた時間は心置き無く、ゲームでもマンガでもテレビでも、好きなことをするのに使ってよいのですが、 時間を決めてやりましょう。使用する時間は 120 分まで設定できます。
ただし、使い過ぎて借金(借時)しないように注意しましょう。
例えば、30分の課題を、集中して 10 分で終わらせれば、20分の自由な時間が貯まります。 集中して頑張れば、短い時間で多くの自由時間を貯めることができ、逆にダラダラやれば、何時間勉強しても自由時間は 1 秒も増えません。 頑張れば頑張るほど、自由に使える時間が増えていくしくみです。 まさに先に述べた「理想的な勉強時間管理ツール」ではないでしょうか?
うちの子どもにはこれがハマりました。 問題のレベルによって、問題集 1 ページあたり 5 分〜 15 分の基準を定め、ひたすら問題を解いていきます。 調子がいいときには、15 分予定の応用問題を 5 分程度で解いてしまい、30 分の勉強で 1 時間以上の自由時間を貯めたこともあります。 逆に、なかなか気分が乗らず、1時間やっても自由時間が 1 分も貯まらないこともあります。
コツは、短時間でできる小さな課題に分割すること。 そして、苦手な科目の課題は、標準より2〜5割程度、長めの目標時間に設定すると 苦手な科目の勉強を避けるということも減り、また集中力も持続しやすいようです。
ぜひ一度、お子様の勉強時間とゲーム時間の管理や、また、ご自身の資格試験の勉強等にもお試しください。
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使ってみる